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いと、うつくし。


So beautiful. -スヤの世界一周ブログ-
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    不協和音は、そのままに。
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      信じる神様は違っても、願っていることが同じなら。

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      キリスト教・イスラム教・ユダヤ教
      三大宗教の聖地、エルサレム旧市街を訪れました。

      四方1km城壁の中に、
      イスラム教の岩のドーム、
      ユダヤ教の嘆きの壁、
      キリストが十字架を背負っ歩いた道、亡くなった教会などが
      隣り合って、時には交差して、存在しています。


      城壁内はとりたてて隔たりも争いもなく、
      気づけば違う宗教の地区に入っているような
      穏やかな空気が流れています。




      ここで祈りを捧げる人たちの姿は、
      どの宗教も真摯で、無垢で、心を打たれます。



      神様は何人いるのだろう。

      「本当の神様」が誰かなんて、無信教者の私にはどうでも良いけれど、
      このエルサレムのように、
      異なる宗教もバランスを保って共存していける日が
      くればいいなと思う。

      信じる神様が違っても、
      皆が平穏な幸せを願っているのなら、
      それは簡単なことのようにも思えてきます。


      エルサレムの町に、落ちていく夕暮れ。

      たった3日しかいなかったこの国、イスラエル。
      そのたった3日で、映画10本くらい見てしまったような気分。

      知ったこと、感じたものは多すぎて、
      何か答えを出したいのに、とても消化しきれません。



      ただひとつ言えることは、

      「ここに来てよかった」

      日本から遠く離れたこの場所で起きている現実を見たこと。

      イスラエルの人も、パレスチナの人も、
      優しいと知れたこと。

      その確かな事実だけが、唯一の救いのように感じます。


      イスラエルの少年がくれた一輪の花が、
      煮え切らない私の心を溶かしてくれた。

      この不協和音は消さない。
      胸にしまったまま、次の国へ向かいます。

      トルコへ。


      Now Playing:くるり「さよならアメリカ」


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      |22:11| イスラエル | comments(2) | trackbacks(0) | posted by いと、うつくし。 - -
      本当に強いなら、先に武器を置きなさい。
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        人間って虚しくて、愚かな生き物。
        こんな歴史を、何千年も繰り返しているなんて。

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        エルサレム旧市街からムスリムバス21番に乗って、
        ヨルダン川西岸地区、ベツレヘムという町へ。

        ここは、パレスチナ自治区にあたります。

        道を歩いていると、親切なパレスチナ人が
        車で分離壁まで案内してくれました。


        ここにはイスラエル国家によって、
        パレスチナ自治区に造られた「分離壁」があります。

        イスラエル側は
        テロ抑制のための「セキュリティー・フェンス」と主張しています。

        しかし、実際には分離壁のほとんどが、
        決められたグリーンラインよりパレスチナ側に作られ、
        村と村を分断し、家と畑を分断し、家と水資源を分断し、

        生活を困難にさせるよう作られているそうです。


        実際に訪れるとわかる、不自然なほど湾曲した形。

        ゆっくりと、壁に沿って歩いてみる。

        思った以上に大きくて、圧迫感のある壁。
        まわりはシンと静まり返っていて、淡々と車が走る音だけが聞こえる。
        危険な印象は受けないけれど、活気も感じられませんでした。


        たくさんのアーティストがここを訪れ、
        分離壁がなくなることを願うペイントを残しています。

        分離壁は今も作られ続けています。
        ※分離壁について詳しくはこちら「アパルトヘイト・ウォール」


        エルサレムを含むここイスラエルは、
        イスラム、ユダヤ、キリスト教それぞれが聖地としている場所。

        遥か昔、紀元前10世紀頃から、
        何度となく奪い、奪い返しを繰り返してきた土地。


        ここイスラエルは「世界宗教問題の火薬庫」のようなもの。

        根深い宗教対立が根本にあるのはもちろんですが、

        イスラエルを支持するアメリカや列強国、
        パレスチナを支持するアラブの国々の存在が背景にあり、

        各国の利益や選挙などの思惑で、状況は複雑になっています。

        日本政府も、パレスチナに人道的財政支援をする反面、
        アメリカに配慮して、パレスチナを国として公式には認めていません。


        近年、周辺国が何度も和平を進めようとしてきましたが、
        イスラエルは基本的に他国の提案を聞き入れず、

        パレスチナの過激派がロケット弾攻撃をすれば、
        イスラエルが空襲・地上侵攻・物資の停止などで、
        何倍にも報復する、という事態が繰り返されています。

        パレスチナ市民は、包囲された土地の中で、
        食べ物も水も電気も届かない状態で、
        攻めてくる軍隊に、逃げ場なく怯えるしかない。


        ひとつの記事を見た。

        2009年1月8日。
        パレスチナ自治区ガザ地区ガザ市近郊のザイトゥンという町で、
        イスラエル軍が約110人のパレスチナ市民を1軒の住宅に集め、
        そこに戦車で複数回砲撃を行い、子供を含む30人が死亡した。


        本当の強さってなんだろう。

        先に武器を置いて、手を差し伸べる勇気のことじゃないんだろうか。

        不安に心を奪われて、全ての国が理性を失って武器を持つ日が来たとしたら。

        私達は滅亡するか、原始に還るんだろうな。



        どちらが良いとか、悪いとか言えることはない。


        私がこの国を訪れて、伝えられること。

        イスラエル人も、パレスチナ人も
        出会った人はみな優しい人ばかりだった。

        「私日本が大好きなの!」と無邪気に喜ぶイスラエルの女の子。
        バスの乗り方を必死で伝えてくれるパレスチナのおじさん。

        みんな、ただただ平和に幸せに暮らしたいだけなんだろう。


        新しい世代が、賢く広い視野で自分の国を見て、

        憎しみに憎しみをぶつけていてはいけないと気づき、

        許しあい、尊重し合える時代を作ってほしい。

        心からそう願います。
        そして私もそういう人間であるよう努めます。



        Now Playing:Mr.children「さよなら2001年」


        【エルサレム→ベツレヘム交通情報】
        ■エルサレム旧市街・ダマスカス門前バスターミナルから
        ムスリムバス21番 30分くらい
        終点ではないので運転手に「ベツレヘム」と言って教えてもらうと良いです。

        ■分離壁まで
        バスを降りたら北方向へ徒歩15分ほど

        ■帰りも同じ21番
        チェックポイント(身分検査の検問)を通るのでパスポート必須
        (私はパスポート忘れましたが、友人が持っていたので見逃してもらえました)

        ラムシスホテルの情報ノートにも詳しい情報有
        ※ラムシスホテルアクセスは前回の日記参照


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        |22:13| イスラエル | comments(4) | trackbacks(0) | posted by いと、うつくし。 - -
        イスラエルという国の強烈な違和感。
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          エジプト、ダハブから陸路でイスラエルへ。
          イスラエルに入って感じた、強烈な違和感。

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          紅海の青いビーチラインに沿って、
          バスは国境へと、ひた走ります。

          エジプトのターバー国境から
          イスラエルのエイラット国境へ。


          イスラエルの入国は、相変わらず厳しい。
          バックパックの荷物を全部出されることもあれば、
          「エルサレムに何をしにいきますか?」
          「武器は持っていませんか?」とたくさんの質問をされます。


          エイラット国境からエイラット市内バスステーションへ。


          エルサレム行きのバスは終わってしまっていたので、
          この日はエイラットに一泊。


          イスラエルに入って、まず気づいたこと。
          中東の国とは思えない、近代的な町並み。

          高級そうなホテルや欧米系ファーストフード。
          エンターテイメント施設。
          オシャレで開放的な若者。


          「ここは、アメリカかヨーロッパだったかな?」
          と思ってしまうほど、欧米色に染められています。

          「イスラエル」と聞くと危ないイメージがありました。
          実際に、ガザ地区等で争いや睨み合いが続いています。

          訪れるまでは、もっとイスラムとユダヤが交じり合った
          混沌とした町を想像してた。

          実際にツーリストが訪れるエリアは
          想像以上に過ごしやすく、平和な町並み。

          溢れすぎた問題を忘れさせるかのように、
          町は平和で、過ごしやすくて、満たされるように「作られている」。


          生活するには、きっと快適なんだろう。

          でも、遥か昔から宗教の聖地として、文化の通過点として、
          ここに根付いた文化や歴史の影は見えなくて、
          虚しく感じるのは、私だけだろうか。

          町自体がまるで、「テーマパーク」のよう。


          アラブの国々のど真ん中に、こんな国があるのだから、
          この国存在自体が「違和感そのもの」なのかもしれない。



          平和そうな町並みの反面、

          街中では銃を持った軍隊をたくさん見かけます。
          ごっつい銃を持っているわりに、
          楽しそうに笑ったり、アイスを食べている。

          イスラエルでは、18歳から男性女性問わず、強制の兵役期間があります。
          入国審査の厳しさといい、
          イスラエルという国は、何に怯えているんだろう。


          バスの中で、安らかに眠る兵隊。

          その手にはマシンガン。
          銃口はずっと、こちらを向いていた。

          この「違和感」の、自分なりの答えを探しに、
          聖地、エルサレムへ。

          Now Playing:Mr.children「叫び、祈り」


          【エジプト→イスラエル国境情報】

          ■宿セブンへブン→ターバー国境(ジープ・バス代込みで50LE)
           ※荷物をバス下に預けるとプラス1LE。空いていれば座席に持ち込みOK

          ■エイラット国境→エイラット・バスターミナル(4.7NIS)
           15番で国境まで到着したバスが、16番になってバスターミナルに行く。
           バス乗り場は国境出て50m先くらい右手に有(3枚目の写真)
           30分〜1時間に1本くらい

          ■エイラット・バスターミナル発→エルサレム
           最終バスはイスラエル時間の16:45(エジプト時間の15:45)
           バス444番 78NIS

          ■エルサレム・バスステーション→ダマスカス門(旧市街)
           路面電車(6.2NISくらい)

          ■宿 ラムシスホテル(ドミ1泊45NIS)
          ダマスカス門前の坂道を登ると、道沿い100mくらい先右手にあります。

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          |22:05| イスラエル | comments(2) | trackbacks(0) | posted by いと、うつくし。 - -
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