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いと、うつくし。


So beautiful. -スヤの世界一周ブログ-
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    【パタゴニアへの旅】辿り着いた最終目的地。
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      世界の果てに、2人きり。

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      大河が溶けずに、氷のかたまりになっている場所、氷河。

      船に乗って、氷河を目指す。




      氷河が近づいてくると、その大きさに驚かされる。

      何階建てのビルほどあるだろう。

      ギザギザとした頭は、

      日なたは純白に輝き、日陰は青白い光を放っていた。




      時折、「ゴゴゴー」とカミナリのような音を立てると、

      氷のかたまりが崩れ落ちる。

      その音の腹に響く感じは、この地に立たないと体感できない。


      氷河の近くに船が着き、そこから氷河までトレッキング。

      まだまだ遠くにあるはずの氷河が大きすぎて、

      規模が自分の目でも把握できない。

      皆立ちつくし、ただただ見とれる。


      途中でクランポンという、氷の上を歩くための器具を装着する。

      足の裏が氷に突き刺さるようになっていて、

      これ自体、重くてかなり歩きづらい。

      スキー靴を始めて履いた感覚に似てるかな。


      いざ、氷河の上を歩く。

      氷河の氷は意外と固くて、アイスバーンのときの雪山のよう。

      ガニマタで、力強く一歩一歩、足の裏を氷に刺す。

      それが結構よい運動で、

      氷の上を歩いているはずなのに、

      汗が背中を流れてくる。


      このヒトコマだけ切り取ったら、

      まるで南極か北極の登山隊のようだな。




      氷河の隙間は、うつくしい青色に光っている。

      この隙間から溶け水や氷の粒をすくって、食べてみる。

      今まで飲んだことがないほど、

      無味無臭の純度100%の美味しい水と氷。


      トレッキングの最後には、氷河の氷で割ったウィスキーを。

      ウィスキーなんてめったに飲まないけれど、

      この日のそれは、特別美味しく感じた。


      対岸に戻って、見晴らしの良い岩の上に腰掛ける。

      私のパタゴニアの旅は、ここが最終目的地。

      振り返れば、怒涛の移動を繰り返した2週間。

      その分、多種多様な景色を、

      短期間で一気に見た時間でもあった。


      たったこれだけの期間で、

      世界は自分が想像するよりずっと大きくて、

      未知のもので溢れていて、

      一方で自分という存在は、

      こんなにもちっぽけだということを実感した。


      たとえば自分に今悩みがあったとして、

      そんなものはこの地球の生命の輪廻にとっては、

      なんの関わりもないくらい、ちっぽけなものなんだ。


      さようなら、うつくしかったパタゴニア。

      新たな気持ちで、

      今度は再び南米大陸を北上します。

      新しい出会いが、きっと待ってる。


      Now Playing:Mr.Children「worlds end」


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      【氷河日帰りミニトレッキングツアー】
      ひとり640ペソほど
      午前に氷河が見える展望台へバスで行き、午後から船で氷河付近へ。
      数十分歩くと氷河にたどり着き、クランポンを装着し、氷河の上を1時間ほど歩く。
      最後に氷河ウィスキーとチョコをもらえます。

      【カラファテの宿】
      日本人宿 富士旅館 wifi・キッチン・洗濯機 有 
      予約不可でオンシーズンは混雑する
      バスターミナルから電話で空き状況を聞くのがベター
      (私たちは30分歩いたあげく満室で泊まれませんでした)
      セントロからかなり離れた場所にあります。

      ↓今回泊まった宿
      ホステルカラファテ・ビエホ ツインひとり70ペソ
      wifi・キッチン有 富士旅館より少々高いですが、居心地は抜群。
      セントロにも近い。フェリトモレノ通り沿い

      ↓安さなら
      Hostel HUEMUL ドミ45ペソ wifi・キッチン有
      イスラエル系の宿、欧米人が多く泊まっていてややうるさそう。
      セントロからは近い。
      ここの米ドル両替は5.6と他のカラファテの両替よりレートが良い。


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      |03:22| パタゴニア | comments(2) | trackbacks(0) | posted by いと、うつくし。 - -
      【パタゴニアへの旅】旅に出る前も後も、変わらないこと。
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        欲しいものは、緑ある、穏やかな暮らし。

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        カラファテという町にやってきた。

        このパタゴニア地域で、自分の最終目的地であり、

        この旅で訪れた場所の中で、最南の町。

        赤道から遠く離れたこの町の近くでは、氷河を見ることができる。

        「氷河」と聞くと、辺りは寒い風が吹き荒れ、

        植物の育たないような不毛の地を想像していた。


        カラファテは、その想像を大きく覆して、

        花や緑に溢れた町だった。


        日中は照りつける日差しも強く、暖かい。

        午後の光を浴びて、コンクリートの隙間に育つ花を見た。

        ポプラ並木も、立派に育っている。


        この町では居心地の良い宿を見つけて、

        久々にゆっくりと過ごした。

        野菜を買って身体によいご飯を作って食べたり、

        庭でくつろいだりした。


        タバコを吸いながら宿の庭のベンチに座る。

        庭にはニワトリがたくさん居て、

        タバコをエサと勘違いして近づいてきたりした。


        庭になっているサクランボ。

        新緑の葉と、枯葉が同じ木に混ざっているのが、

        このパタゴニア地方の特徴な気がする。


        宿の子供が庭のプールで水遊びをし、

        きゃっきゃとはしゃぐ様子を微笑ましく見ていた。

        久々に感じた平和な時間。


        旅には人それぞれのスタイルがある。

        見どころを徹底的に見尽くす人もいれば、

        山に登ったり川を下ったりする人もいれば、

        3日同じ町にいたら飽きてしまうという人もいる。




        私には

        ニワトリの鳴き声や、花びらの形や、

        庭に射す木漏れ日や、

        このありふれた日常を深く感じ取る時間が必要で、

        旅に出る前も、出てからも、きっと帰ってからも、

        このスタイルは変わらないんだろうな、と思う。


        ありのままの自分で居られる時間が、

        私にとっての旅を、より深くしてくれる気がするから。


        Now Playing:クラムボン「Re-華香るある日」


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        【チャルテン→カラファテのアクセス】
        バス 毎日3便(8:00/13:00/18:30など) 150アルペソ

        【カラファテの宿】
        日本人宿 富士旅館 wifi・キッチン・洗濯機 有 
        予約不可でオンシーズンは混雑する
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        セントロからかなり離れた場所にあります。

        ↓今回泊まった宿
        ホステルカラファテ・ビエホ ツインひとり70ペソ
        wifi・キッチン有 富士旅館より少々高いですが、居心地は抜群。
        セントロにも近い。フェリトモレノ通り沿い

        ↓安さなら
        Hostel HUEMUL ドミ45ペソ wifi・キッチン有
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        |01:12| パタゴニア | comments(6) | trackbacks(0) | posted by いと、うつくし。 - -
        【パタゴニアへの旅】今までで一番感動した朝陽。
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          貴重な時間は、一瞬で過ぎ去ってしまうけど。


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          朝4時。

          まだ真っ暗な森の中を、

          フィッツロイ山のよく見える場所を目指して歩く。

          視界はほとんど何も見えず、

          川の流れる音を頼りに橋を渡り、森を抜け、

          ゴツゴツした急な坂道を這い上がるように登る。

          ヘッドライトの明かりだけが頼り。

          振り向くと、空が赤く染まり始めていた。


          ハァハァと息がきれる。

          時折休憩をはさむものの、

          どんどん迫ってくる朝陽に、急ぎ足で登る。

          涙目になるほど辛かった。

          登ること1時間半、

          湖のほとりのフィッツロイ山が見えた。


          巨大な岩の群れに身を潜めるように、朝陽を待つ。

          そして、赤い光が射してきた。




          フィッツロイのとがった頭が赤く染まった。

          そしてそれは一瞬で消えた。



          ずっと見たかった、フィッツロイの朝焼け。

          これを見るために2週間ほど、移動の日々を繰り返してきた。

          その苦労が、すべて報われた気がした。

          その背景も、感情もすべて含めて、

          今まで見た中で、一番素晴らしい朝陽だった。

          一番見たかったそれが、たった一瞬だったことも、

          時間の有限さを感じて、なんだか感動した。


          帰り道。

          真っ暗だった道と景色の全貌がようやく見れた。

          こんなデコボコな道を、明かりひとつで登ったのかと、

          改めて驚き、

          そして帰りは、うつくしい景色を眺めながら下山した。


          このパタゴニアで、何度となく再会したみんなと。

          みんなと一緒にここにこれて、

          赤く染まるフッツロイを見れて、よかった。


          Now Playing:ふくろうず「すばらしい世界」


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          【キャンプ用品のレンタルについて】
          Avda.San Martinという通りにたくさんあります。
          安いと聞いていた「EOLIA」という店はもう営業しておらず、
          他はどこもだいたい値段が同じ。
          ■2人用テント・寝袋・マットのセットで110アルペソくらい
          ■その他 ガスコンロ 20アルペソ 調理用具20アルペソ
          ガスは購入すると55アルペソくらいだったので、
          私たちは今回ガスコンロは持たず、パンなどで1泊過ごしました。

          【フィッツロイ山のトレッキングについて】
          入山料無料で個人で歩くことができます。
          ツーリストインフォメーションなどで、地図をもらうことができます。
          「Poincenot」というキャンプ場まで
          一番簡単なルートで、行き4時間半、帰り2時間強
          (2013年1月中旬で日没21:00 日昇5:30)

          【フッツロイの朝陽について】
          「Poincenot」キャンプサイトから「Laguna de los Tres湖」まで
          行き1時間15分、帰り1時間
          ゴツゴツした岩の登り道です。ヘッドライト・防寒着必須。

          【トレッキングに必要なもの】
          □ヘッドライト □虫除け(この時期アブが大量発生) □冬並みの防寒着(朝晩用)
          □飲料水は途中の川・湖で汲む事ができます。
          この時期の気候は、昼間長袖+上着 夜間それ+レインジャケットくらい

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          |08:47| パタゴニア | comments(4) | trackbacks(0) | posted by いと、うつくし。 - -
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