6月16日は
大切な人の命日、一周忌でした。
まだお墓がないので、
友人や知り合いは皆、思い思いの過ごし方で彼を偲びました。
私は特別なことは何もしませんでしたが、
彼が吸っていた「わかば」と写真を持って仕事に行きました。
生きていることはもしかしたら、それそのものが苦行で、
生まれてくる子供が叫び泣くような世界なのかもしれない。
でも、そのなかでも毎日健康でいられて、
あったかいご飯を食べれて、心配してくれる人もいることが
幸せだと思えるから、私は幸せ者だと思う。
人の死の重さに耐えかねて、
世界一周なんてどうでもいいと思った時期もありました。
そんなことして何の意味があるのだろう、と。
でも、行きます。
意味なんてわからないけど。
行かなくちゃ、本当に何の意味も見い出せなくなってしまうから。
Now Playing:くるり「ハローグッバイ」
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