ラオス北部、ムアンゴイでの暮らし。
感動した景色が、やがて生活と密着し始めると
新しい感動が生まれます。
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朝8時、ニワトリの声と、
近所から流れるラオス歌謡曲で目が覚める。
誰かが大音量でカラオケを楽しんでいる。
顔を洗って、服を洗って干して、
バナナとパンをビニール袋に入れて、出かける。
崖を降りて、川を渡って、草むらを歩いて、
野生のバッファローに遭遇して、
彼らのフンを踏まないように気をつけて歩く。
また川を渡って、砂利道を歩くと、白い砂のお気に入りの場所につく。
そこで、山から霧が抜けていく様子を見ながらパンを食べる。
土の感触、水の冷たさ、虫のうざったさ。
景色のうつくしさは、ベランダから眺めるものと同じだけど、
実際に足を踏み入れると、それは全く違うものになります。
娯楽がないのは潔く吹っ切れて良い。
ネットがあればネットを見てしまうし、
お店があれば買い物をしてしまうから。
川の流れる音と、動物の声と、
遠くから聞こえる船のエンジン音。
ただこれだけの世界。
近代的な娯楽から解き放たれたとき、
頭が驚くほど「透明」に近づく。
午後には橋を渡って、ブタ小屋の横を通って、小学校に行く。
そして山道を散策して、お気に入りのベンチまで歩く。
水がぬるくなる午後に、シャワーに入る。
夕方は村をとぼとぼ歩きながら、
時には立ち止まって赤茶の土の上に座って人々を眺める。
笑顔で「サバイディー」と挨拶する。
だいたいは笑顔で返事がくる。
若い男の子はニヤリとする。
おばあさんはたまにしかめっつらをする。
子供は恥ずかしがって逃げる。
似顔絵を描いてあげると、めちゃくちゃ喜ぶ。
そんな毎日を繰り返して。
頭が透明になるにつれて、胸に何か熱いものがこみ上げてきます。
この気持ちは何なんだろう。
「〜しなければならない」
「〜であるべきだ」
日本で培われた、縛られた私の考え。
この村がくれるひとつひとつの感触が、
そんな私の頭を、
ひとつひとつ、やさしく紐解いてくれるようです。
Now Playing:ポリプロピレン「透明になる」
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