「女の子」だから知りえる文化もある。
それって、とっても貴重な体験。
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ネパールの田舎村、カスキコットで過ごすある日のこと。
私は「女の子の日」になりました。
そもそも、ナプキンなんて持ってきていなかったし、
村の女の子に聞こうにも、英語がわかる人がいない。
しかたなく、シヴァ君にその旨を伝えました。
すると、
「女の子の日」は、ここでは一大事件だということが判明。
生理が始まってから3日間、
その女性の身体は「不浄の身体」としてみなされます。
そして、様々な制約が与えられます。
まず、水瓶に触れてはいけないし、近づいてもいけない。
そして、台所(居間)にも入ってはいけない。
夜ご飯は家族から離れて、顔が見えない玄関で淋しく食べます。
さらに、使った食器も同様に不浄のものとされるため、
食器は自分で洗い、日光にさらして消毒します。
これは、低いカースト(身分)の人と同等の扱い。
これらを守らないと、神様への冒涜とされるのです。
旅行者の私でも、同じことをしなくてはなりません。
3日間、自分ひとりでは歯磨きひとつできず、
水が欲しければ誰かに水瓶を持ってもらわなくてはいけません。
また、毎日楽しかった家族との夕食のひとときも、
ひとりきり、薄暗い玄関で食べます。
自分を「不浄のもの」とされるって、本当に惨めな気持ち。
ネパールには未だにカースト制度が残っています。
カーストの低い人は、同じようにレストランで食事したあと、
食器を洗って日光で消毒しなくてはいけません。
生まれてからずっとこの気持ちを味わっているなんて。
日本で「女の子の日」になったら、
周りからいたわってもらえるのが普通なのに、
ここではまだ、男尊女卑の感覚が残っているようです。
この惨めな気持ちも、
普通の旅行だったら絶対に味わえないもの。
「旅行者」として特別扱いされないことが、
かえって嬉しくもありました。
女の子だから味わえる楽しい経験もありました。
シヴァ君の妹、サラダが「メイクしてあげる!」と言ってくれました。
ネパーリーメイクは派手なことは薄々知っていましたが、
両手に真っ赤なネイル、
さらにはアイシャドー、アイライン。。。
気づくと、目力の強さがすごいことに。
↓完成がこちら↓
コギャルみたいですね。(古い)
不便も色々あるけれど、
それ以上に他では味わえない楽しさ、経験が、
この村にはあります。
Now Playing:chara「やさしい気持ち」
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